60年代後期のスタイルを投影した、リミテッド仕様のM#245!通常と一味違うサウンドは必聴です!

プレミアムベース小村です。暑い日が続きますね~。私事ですが、先日にライブ出演がございまして…何と演奏場所がちょっと広めのスタジオ。いつもの練習にお客さんが入るといった感覚でしょうか。空調もまともに効かずかなり過酷なステージでしたが(汗)お客さんとほぼゼロ距離という一体感は…演奏する側としても楽しかったです。

さて、今回ご紹介するのはこちら。アトリエZからリミテッドモデルが届きました。長きに渡って愛される当ブランド。我々一般ユーザーはもちろん、プロからも絶大な信頼が置かれていて、様々なジャンル/スタイルのプレイヤーから支持されているのは周知の事かと思います。来年でブランドスタートから35年。その長い歴史で培ったノウハウはもちろん、近年はブランドとしての新しい挑戦も積極的に行われ、更にファンを獲得している印象をひしひしと感じます。そんなブランドからリミテッドモデルが届きました。今回はちょっとユニークな1本ですよ。

看板モデルとして創業当時からラインナップされるM#245を基にした当機。アッシュボディ/メイプル指板という70’sスタイルがお馴染みかと思いますが…ドットインレイ&セル巻き指板でピンッと来た方もいらっしゃるのではないでしょうか。こちらはモデル名が示す通り、60年代後半のスタイルを投影した1本に仕上がっています。ということで…この子、実はアルダーボディ/ローズ指板の組み合わせです。従来モデルとはかなり雰囲気が変わるサウンドですが、この組み合わせの”良いところ”がきちんと出るところは…ベースに強い当ブランドのストロングポイントですね。ルックスはミントピックガードに金属製のコントロールプレートを採用し、トラディショナルなテイストをグッと引き立てています。ボディカラーはマットブラック。ネックのティント仕上げとの調和が良いですね。艶消し仕上げになりますので、ちょっと落ち着いた印象です。

ピックアップはオリジナルのJタイプ、同じくオリジナルの高質量ブリッジやスペクトラムブーストを施すバルトリーニXTCTといったところは通常モデルと同様。アクティブEQを持ち上げれば、当ブランドらしい屈強なサウンドを生み出します。そして、個人的に良いなぁと思ったのがパッシブ状態。このスタイルらしいミドルの弾力感が心地良いですね。ちなみにコントロールにはマスタートーンが搭載されているので、まさに”1本でアクティブ/パッシブが完全に共存”する仕上がりとなっています。切り替えで結構雰囲気が変わるところは…通常仕様とは一味違う、このモデルの魅力だと感じます。限定製作モデルを是非、ご体感ください。

ATELIER Z
M#245 66′ LTD. MAT BLK
https://www.ikebe-gakki.com/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=762065&bid=ec&cat=bss001001