通称ヴァイオリンベースでお馴染み、ヘフナーの入門帯モデル!こちらはシングルカット形状ボディの”クラブベース”!
プレミアムベース小村です。カナダGP…二人ともあと1歩でしたね~…。そして上位陣は相変わらず。ここまで来ると、調子が悪いのか上が速すぎるのかわかんないですね(汗)ルマンの吉報に続いてくれるといいなぁ~。
さて、今回ご紹介するのはこちら。ヘフナーの入門帯モデルです。このブランド、創業はなんと1887年という超老舗。元々、ヴァイオリンやチェロといった弦楽器を製造していて、そこで得たノウハウを”軽音楽系楽器”に投影したのが、皆さんもイメージしやすいであろう”ヴァイオリンベース”をはじめとする各モデルです。形だけでなく、ボディ構造もそれに基づいた設計がされていて、短いスケールと相まって、あの”柔らかい独特なサウンド”を生み出しています。ということで「ヴァイオリンベースを!」と思いましたが…ちょっと踏みとどまって。こちらも一緒に届きましたのでご紹介します…”クラブベース”の入門帯モデルです。
この形、ピンっと来る方もいらっしゃるかもしれませんが…”あのバンド”のギタリスト両名がデビュー前に愛用していた”クラブ”のベース版です。シングルカット形状のボディが印象的ですが、各部スペックはバイオリンベースと同様となっています。まずボディは中空構造でスプルーストップ/メイプルバック&サイドを採用。ショートスケールのメイプルネックにはローズ指板が組み合わされ、セットネック構造でジョイントしています。電送周りも前後PUのオン/オフスイッチ、Rythm/Solo切り替えスイッチを搭載し、こちらも本家同様です。入門帯ながらも、本国ドイツ製と同様の構造となることで、あの独特なサウンドをしっかりと再現。広く様々なプレイヤーさんに”ヘフナーの魅力”をお楽しみ頂けるモデルに仕上がっています。
このブランドというと…やはり拭え切れない”御大”のイメージがありますが…この構造と短いスケールによるサウンドは、使い所によっては光るものを感じます。万能で何でも出来るっていうわけではないですし、どちらかというとイメージに囚われがちなモデルですが「思い切って他のジャンルに持ち込んでみたらハマった」…という場合もありけり。それ探る楽しさがしっかり備わっていると思います。是非、楽しんで奏でて欲しい。そんなモデルです。
Hofner
Club Bass Ignition (Sunburst)
https://www.ikebe-gakki.com/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=759166&bid=ec&cat=bss001009