「恒例のディバイザー商談会にて選定したモデルが続々入荷!こちらは新たな塗装方法が取り入れられた、ワンオフ製作のヘッドレスモデル!」

プレミアムベース小村です。本日のイケベ楽器はイベント尽くし!東京ではフクダヒロム a.k.a. むうさんの教則本発売記念セミナー、そして大阪ではNEMOPHILA/KOIAIの葉月さんをお招きしてのギタークリニックが開催されます。何れもプレイヤーさんにとってはもちろん、ファンの方にとっても演奏を間近で見れる良い機会。参加される方は是非、楽しんでくださいね。

さて、本日はこちら。今年も開催されました、【ディバイザー大商談会2023】のショーモデル達が続々と入荷しています。毎度毎度思いますが…国内屈指の良材ストッカーとして知られるディバイザーならではのスペシャルモデルには本当に感動しますね。どうやらイケベ楽器の入荷分を見ていると、早くも嫁いだモデルもいるようでして…注目度の高さを再認識しますね。単純にルックスが良いというところもありますが、もちろんディバイザーならではの”楽器としての質の高さ”も健在。見て/弾いて楽しめるという点もご好評の理由だと感じています。そんな珠玉のショーモデルから今回ご紹介するのは…極上材に加えて、新たな塗装方法を採用するヘッドレスモデル”WOODLINE4HL”です。(このモデルといえば…FamiさんやH.J.Freaksさんがご愛用されていますね。)

バッカスの看板的モデル”WOODLINE”を大胆にもヘッドレスベースに仕立て直した当モデル。2018年の商談会でしたかねぇ…その時にリリースされたモデルです。WOODLINEの名を冠しながら、ヘッドレス化に伴ってコンパクトさを追求。フレット数を24フレットにしていたり、オリジナルのハムバッカーPUを2つとアクティブサーキット(当機ではアギュラーOBP-2が採用されています)を搭載していたりと、かつてリリースされていた”Twentyfour”や、その後継にあたる”WOODLINE24″のスペックが採用されています。なお、ヘッドレスシステムには他ブランドでも実績十分なヒップショット製を採用しています。

そしてスペシャルスペックとして、ボディ材にはフレイム杢が浮かぶ栃をボディに丸ごと使用。このボディは”モダン・マルチレイヤー”という新しい塗装方法が施され、シースルーブラウンの上から淡いピンク色を吹き重ね、部分的に剥がした個性たっぷりのルックスに仕上がっています。スタンダードなスタイルでもしばしば見かけるマルチレイヤーですが、今までに無かったこういうアプローチの仕上げ方は、ディバイザーならではのオリジナリティを感じますね。指板はジリコテ指板を採用。栃材が持つ良い塩梅の柔らかい響きをグッと引き締めている印象です。

当機はJBタイプに近しいボディシェイプを採用していたり、サウンドもトラディショナルな傾向を目指していたりと、特殊なスタイルがイメージされることの多い”ヘッドレスベース”をより身近に感じて頂ける1本ではないかと思います。個人的には、そこがアーティストをはじめとする人気に繋がっているように感じますね。取り回しの良さと慣れ親しんだフィーリングを両立する、本当に良いモデルだと思います。こちらは完全ワンオフ製作の1本。プレイヤーにとっての良きアイコンにもなりますし、演奏面でも心強い味方となってくれる1本でしょう。是非、手に取ってみてください。

Bacchus
WOODLINE4HL TOCHI SP’23/ZC PK on BR-MA 【ディバイザー大商談会2023選定品】
https://www.ikebe-gakki.com/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=758064&bid=ec