伝説のレコーディングコンソールの音をイメージした、Origin Effectsの新しいペダル
プレミアムベース小村です。長かったGWも最終日ですね~。期間中は多くのご来店、誠にありがとうございました。混雑や品薄でご迷惑をおかけした部分もあったかと思いますが、こうして楽器選びを以前の様に楽しめるようになったのは本当に嬉しいですね。連休は終わりますが、明日からも引き続き、宜しくお願いします。
さて、本日はこちら。イギリスのエフェクターブランド”Origin Effects”から新しいモデルが届きました。当ブランド、本国ファクトリーにてすべてのモデルが製作されるのが特徴。いずれのモデルも上質なサウンドがしっかりと宿っており、プロからも多くの支持を得ているブランドです。小村はそうでしたが…このブランド、アダム”ノーリー”ゲッドグッド氏が愛用していたコンプレッサー”Cali76″を通じて、その存在を知った方もいらっしゃるかと思います。そのコンプレッサーをはじめ、2機種ラインナップされるプリアンプに続いて登場したのは、トーンシェイプ&ドライブペダル”DCX BASS”です。
ドライブペダルとシンプルに記しても、実はこのモデル…ちょっと面白いアプローチ。所謂”TS”とか歪みペダルの有名どころのサウンドイメージを目指しているのではなく、レコーディングコンソールの名機として知られる、”UA 610″のサウンドイメージで製作された1台なのです。610と言えば世界中のレコーディング現場で使用され、数々の名盤でその音が聴けるほどの名機。こういうアプローチを思いつくのもこのブランドの強み。バリッバリに歪ませて派手な音を狙うことも出来ますし、なかなか加減の難しい”弱歪み”も的確に狙える1台になっています。また、歪みだけではなくトーンのシェイピングを行うEQ的な使い方も出来る1台。一般的なイコライザーだと狙い難いところも的確にコントロールできるのはさすがですね。
エフェクターとしてもオススメな1台ですが、レコーディングコンソールが礎となる1台ということで、ラインアウトやDIアウトに向かう前の”音の下拵え”にも使いやすい1台となっています。今までになかなか無い新感覚な1台ですが、どう使うかで色々な表情も見えるのが面白いですね。こちらもコンプやプリアンプと同様、多くの支持を集めそうな予感です。是非、そのサウンドをご体感ください。
ORIGIN EFFECTS
DCX BASS
https://www.ikebe-gakki.com/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=755923&bid=ec&cat=efx002006