Ibanezの2023年モデル、第3弾が届きました!こちらはカテゴリ単位で見ても貴重な存在、アップライトベースの5弦モデル!
プレミアムベース小村です。SuperGT、我が故郷から開幕しましたね~。あいにくの天気で赤旗終了でしたが…ダイジェストを見ていると1戦の中で色んな場面があって、本当に面白いレースだったなぁと。もう長らく現地観戦はしてませんが(最後に見たんも10年前くらいか?あの頃はまだトヨタワークスがSC430だったか?)また行ってみたいなぁ~。
さて、本日はこちら。Ibanezから2023年モデル第3弾が届きました。先発のSR系も変わらずご好評で、毎年の事ながら注目度の高さを感じます。(そりゃあNEWモデルだから…とも思いますが、絶えずシリーズ毎にモデルをブラッシュアップし続けるからこそ、ここに繋がる印象もあります。)そんな中届いた第3弾は…個人的に呼んでいるだけですが、所謂”ぶっ飛び枠”です(笑)こういうモデルにも積極的に挑戦する姿勢も当ブランドの魅力。この挑戦が出来るのも、今まで培ったノウハウや入念な開発が行われるからこそ。決して楽器として破綻しないところが、根強いファンを持つ理由だと思います。今回は発表の段階から注目を集め倒したであろう、アップライトベース”UB”の5弦仕様です。
遡ること今から5年前…衝撃のアナウンスがあったのは今もしっかり覚えています。ユーザーによるフレッテッドモデルのモディファイや、それより前に発売されていた”SRF”や”SRH”等、フレットレス仕様の楽器もご好評だったIbanezが遂にアップライトを出す…お問い合わせもいっぱい頂きましたね~。そうして誕生したのが当モデル。もちろんですが…専門色の強い楽器が多くラインナップされる”Bass Workshopシリーズ”からのリリースです。このモデルの大きな特徴が、一般的なエレキベースと同じ34インチスケールを採用しているところ。スティック形状に近いボディと専用の三脚スタンドを採用することで、まるで「フレットレスベースを縦に向けた」ようなフィーリングを実現しています。発売当時からご好評のモデルですが…まさかの5弦仕様誕生。相変わらず驚かされましたし、モデル誕生5周年という節目に出来たのが何だか運命を感じますね。(しかも5弦やし…。)
ボディシェイプや使用する材、ローポジションからハイポジションにかけてラディアスが変化する指板、アップライトベース用にカスタマイズされたピエゾPUという電装系はそのままにローB弦を新たに追加した当機。弦間が狭まる為に弓弾きは厳しいですが…その分、弦を増やして新たな可能性を広げた1本に仕上がっています。聞いた話にはなりますが、アップライトベースの5弦、ニーズはあるものの…「ホンマにそんなんあるんかい」ってなりますよね。エレキみたいにダウンチューニングってのもやり辛いですし…。物凄くピンポイントなところですが、そういうニーズにもしっかり応えてくれるのはさすがIbanezですね。カテゴリで見ても貴重な存在ですが、全国的に即納可能個体も少ない1本。是非、お見逃しなく。
Ibanez
Bass Workshop UB805-MOB [アップライトベース]
https://www.ikebe-gakki.com/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=755059&bid=ec&cat=bss003