良いのが出来ました!バックアイトップの4弦TWB!随所にこだわりスペックを取り入れた1本!ファンの方なら気付くかも?!
プレミアムベース小村です。いやぁ、今日の大阪はラウドパーク。友人が何人か行っている&現地オフィシャルバーに勤務しているのですが、様子を見ると盛り上がってますね~。久々開催に加え、何といってもヘッドライナーはパンテラ…この興奮はしっかり、お土産話で聞こうと思います。
さて、本日はこちら。関西の老舗工房”TUNE”から当店オーダー品が久々に入荷しました。当ブランドといえばナルチョ御大を筆頭に、ジャズ/フュージョンのイメージが強いかと思いますが、そのパワフルなサウンドキャラクターはメタル/ハードロックでも支持されており、陰陽座の瞬火氏をはじめ、その界隈でも多くのユーザーから支持されています。力強いサウンドというところももちろんですが、ノイズの少なさや音の”信号”の強さ、プロ御用達工房ならではのしっかりしたセットアップ等、道具として見た時のストロングポイントや行き届いた仕上がりも由来するんでしょうね。今回はちょっとコダワリの4弦TWBをオーダー。良い1本が出来上がりましたね~。
ボディトップはバックアイ・バールを使用。木地色や杢の出方もバランスが良い1枚を選定しました。そして今回、ちょっとチャレンジしたのがボディバック材。TWBであればマホガニーやアッシュ、アルダーといったトーンウッドとしてお馴染みの材料が組み合わされることが多いのですが…今回はウォルナット材をチョイスしました。TUNEらしい重厚なサウンドを更に昇華させると共に、こういう高密度で硬い材ならではの輪郭が心地よいです。このチョイスなので物凄く重くなるかな?と思いましたが…3.9キロと軽量に仕上がりました。電装系はハムバッカーPUのケースにシングルコイル”JP-4″を収め、クリアでニュアンスの出やすいキャラクターを目指しました。このピックアップ、当店オーダー品にも何度か搭載しましたが…シングルコイルとはとても思えないパワー感が堪りません。そしてネックは、久々に35インチにてオーダー。ダウンチューニングでもしっかりとテンションを稼ぐことが出来ますし、レギュラーチューニングに於いてもハリのあるサウンドを実現しています!
…こうして紐解くと、ちょいちょい違いはあれども”どこかで見たスペック”を採用している1本に仕上がっています。ファンの方なら気付いちゃうかもしれませんね(笑)スピーディなピック弾きが良く似合う1本ですが、やはり素性はTUNE。スラップ…いえ、チョッパーもお手の物。ドシっとしたパワフルなロー感、キレの良いハイが備わる1本に仕上がっています。しばしばオーダーのオファーがある”マーク無し仕様”とも少しアプローチの異なる1本。是非、手に取ってみて下さい。
TUNE
TWB-4 EX Buckeye Burl/WN 35inch w/JP-4
https://www.ikebe-gakki.com/c/c-/ba/ba01/ba010264/ba010264222/753668