リアPUをスラントマウントさせたM#265!タイトな低音弦側のサウンドは必聴!スラッププレイも更に充実します!

プレミアムベース小村です。F1開幕戦、結果だけ見ました。1位2位はでしょうねって感じですが…42歳にして表彰台は流石としか言いようがありません。2度のチャンピオンを獲得した実力を改めて垣間見ましたね。一方、跳ね馬は…いやいや、まだまだ始まったばかり。この先に期待しましょう。

さて、本日はこちら。老舗国産ブランド”アトリエZ”が手掛けるM#シリーズです。ブランドを代表するモデルということで、故青木智仁氏をはじめ、ジャンルや世代を問わず多くのプレイヤーから愛されるモデル。一見するとシンプルなJBタイプに見えますが、各部にブランドのこだわりや工夫が多くみられる1本です。ブランドイメージに合わせ、スラップを積極的に行うプレイヤーはもちろん、近年ではそれ以外のスタイルでも当モデルを手にする方が多く、5弦アクティブJBタイプの定番モデルの1つとしても認知されている印象です。今回は久々にナチュラルカラーが入荷したのですが…ちょっとコダワリポイントがある1本です。

アッシュボディ/メイプル指板というところはそのままですが、ご注目頂きたいのがリアPU。何やら変わった付き方をしていますね…。実はこれ、1弦側の位置を基準として低音弦側をブリッジ寄りにスラントさせて搭載しています。この傾きも実は考えられており、Lo-B側は70’sロケーションに、1弦側は60’sロケーションになるようにマウントしています。これによって低音弦側はタイトに、高音弦側は聴き馴染みあるサウンドを実現させています。リアPUのマウント位置以外は通常モデルに準じた仕様ですので、比較してみると意外と違いもハッキリでて面白いです。

奏法問わずこの恩恵は感じられますが、一番個人的に良い効果を感じたのはスラップ。Lo-Bや4弦のサムピングがまるで違います。叩いた時にビシッと芯が通る感じ…結構好みです。そして、プルで弾いた高音弦はアトリエらしいバキッとした感じがありつつも硬すぎない…スラントさせてつけるからこそ得られる質感ですし、こういうヒラメキもベースに強いアトリエZらしいポイントかと思います。今回で2回目のオーダーとなるリアPUスラント仕様。前回もご好評を頂いた1本を是非、ご体感ください。

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ATELIER Z
M#265 Custom N/M R’PU=Slant
https://www.ikebe-gakki.com/c/c-/ba/ba01/ba010010/ba010010156/751920