Tuneのカスタムブランド”Phoenix”から展開されるJBタイプ”Bomber Bass”!弾いて、そして見て楽しめるミュージシャンズ・ギアに仕上がっています!

プレミアムベース小村です。ご覧の通り髪を切りました。だいぶと涼しくなったのですが、ここまで刈ると日差しと戦わなきゃいけない部分もありますね…。今年の夏はこれで乗り切ろうと思います。

さて、本日はこちら。関西の老舗工房”TUNE”が、カスタムブランドの”Phoenix”から展開するトラディショナルなJBタイプ、”Bomber Bass”です。ブランドのラインナップを見てみると、ちょっと意外なモデルに思えるかもしれませんが、実は若手からベテランまで、さまざまなアーティストが手にしているモデルなのです。当ブランドの代表的ユーザー、鳴瀬喜博氏も青いボンバーを使っていた時がありましたし、当店でいつもお世話になっているdoaの徳永暁人さんもご自身のシグネイチャーモデルの基にボンバーベースを選ばれていますね。

形だけみるとトラディショナルな印象を受けますが、ボディは一般的なJBタイプと比べて幾分かコンパクトにリシェイプされています。こういったデザインは、プロ仕様のカスタムモデルを多く手掛ける”Phoenixブランド”ならではの着眼点でしょう。また、専用デザインされたシングルコイルPU”BB-1″とブランドオリジナルのアクティブサーキット”CLE-1″が生み出すサウンドは、世に多くあるアクティブJBタイプの中でも一味違う”太さ”を感じます。ボディ材のアルダー、指板のエボニーも、それを助長するポイントのように感じます。また、ボディトップ&ヘッドトップにはTune/Phoenixではおなじみ、見事な杢のバックアイバールを採用。個人的に驚いたのがボディトップ。エルボーコンターに沿って、曲げた状態で貼られています。メイプルトップ等ではおなじみの方法ですが、バックアイバールは瘤杢材という性質上、曲げ加工が困難な材としても知られるので、実はちょっと凄いポイントだったり。

Tune/Phoenixのサウンドキャラクター、そしてストロングポイントをトラディショナルな形に落とし込んだような仕上がりの当機。当店でも何度か製作したモデルですが、このモデルだけは”他とは一味違う”というところをいつも感じています。そういったところが、プロ/アマ問わず人気を集める理由なのでしょうね。弾いて/見て楽しめる”ミュージシャンズ・ギア”と呼べる1本。是非、手に取ってみてください。

Phoenix
Bomber Bass/BB-4 Buckeye Burl
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