ムーンが手掛ける、須藤満氏のシグネイチャーモデル”JJ-5″!ブランドのファンとしても知られる氏のこだわりがたくさん詰まった1本です!
プレミアムベース小村です。いよいよ7月ですね。もう2021年が半分終わったとは…あっという間に感じます。季節的にも夏到来ということで、店内のエアコンが活躍する時期。お立ち寄りの際には涼んで行ってください。
さて、本日はこちら。老舗国産工房”ムーン”が手掛ける須藤満氏のシグネイチャーモデルです。今でこそJB-5のイメージが強いかと思いますが、やはり古くからのファンにとってはこちらの赤いJJ-5も印象深い1本かと思います。ムーンに於いても古くからラインナップされる古参モデルのJJを基に作られたシグネイチャーモデルということで、ブランドのファンでもある須藤さんらしいモデルチョイスだなぁと思いますね。当機もまた、氏のこだわりがふんだんに盛り込まれたシグネイチャーモデルへと仕上がっています。
このモデル、T-Squareでの演奏を始め、キレッキレのスラップトーンを轟かせていますが、意外にも材はアルダー/エボニーの組み合わせになっています。以前クリニックイベントを行った際にもご本人さんがお話されていたのですが「アッシュじゃないの?!」と驚かれることもかなり多いそうです。アルダーならではの中域の厚みとアタックの出方がチョイスの決め手だそうで、その特性をエボニー指板の面で押すロー感を使ってグッと前に押し出す…そんなイメージかなぁと思っています。電装周りは氏の歴代モデルはもちろん、他モデルでも実績十分なバルトリーニXTCTを搭載。ピックアップには昔懐かしのムーンオリジナルPU”MJB575″が組み合わされています。こちらはJJが基ということで、フロントPUもスラント状態でマウントされています。高音弦側のキレの良さは更に昇華されているように感じますね。
また、須藤さんのモデルではお馴染みのボリュームPOTをキャンセルするダイレクトスイッチも搭載。例えば、指弾き時のフロントPUを絞った音から、スイッチを駆使して両PUの音が全開の状態に切替えて瞬時にスラップ奏法を…という使い方も出来ますし、キルスイッチ代わりにも使用可能です。実用的な使い方はもちろん、両PUのボリューム全開の状態でも、スイッチのON/OFFでボリュームポットを通らない状態が作れる為、ストレートな音をお楽しみ頂ける、という魅力もございます。リアPU脇のローズウッド製サムレストもバッチリ搭載されています。
やはりスラップ時の気持ち良さはもちろんですが、アルダー材を使ったモデルということで、演奏スタイルを問わず活躍できるポテンシャルもしっかりと持ち合わせているモデルとなっています。ファンの方のみならず、ベーシストであればこの音は結構心強いのではないかなぁと個人的に思います。流石、多彩な現場で活躍される須藤さんのモデルですね。通常は受注生産品となりますが、今なら即納可能です。全国でもかなり貴重な即納可能個体を是非、お見逃しなく。
Moon
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