【更新】【YAMAHA】MONTAGEをベースに強力なサウンドエンジンとインターフェースを搭載した『MODX+』が新登場!
■製品の特長
SOUND/サウンド
フラッグシップシンセサイザーMONTAGEのテクノロジーを継承するMotion Control Synthesis Engine(モーションコントロールシンセシスエンジン)を搭載。リアリティーを追求する生楽器のサウンドから、未知なる音を合成し創造するシンセサイザーとしての高い表現力まで兼ね備えたミュージックシンセサイザーです。膨大なプリセット音色による多彩な音楽ジャンル、音楽スタイルへの対応。そして強力にサウンドを変化させ、躍動させるプロセッシングパワーはミュージシャンが渇望する独創的なサウンドの創造、ダイナミックな演奏表現を可能とします。シンセサイザーとして妥協なく追求したサウンドクオリティは、音楽表現においてこれまでにない感動をもたらしてくれるでしょう。
◎ハイブリッド音源システム
AWM2とFM-Xの2種類の音源を組み合わせたハイブリッド音源を搭載。MODX+は従来モデルからFM-Xの最大同時発音数を増強(64音→128音)し音源システム全体での最大同時発音数を256音(AWM2音源: ステレオ128音、FM-X音源: 128音)に拡張。これまで以上に音切れや発音遅れを気にせず演奏に集中する事が可能です。
- AWM2 (Advanced Wave Memory 2) 音源 同時発音数 128音(ステレオ)
AWM2音源は最大16パート・8エレメント(=パートを構成する最小単位)で構成されています。各エレメントはそれぞれ18タイプのフィルター、アンプ、ピッチ&フィルターエンベロープジェネレーター、9つの LFO、3バンドEQ、そしてVCM (Virtual Circuitry Modeling) テクノロジーを用いたデュアルインサートエフェクトを備えた、いわゆるプログラマブルシンセサイザーと表現する事ができます。AWM2音源は単純にサンプリングされた楽器のサウンドを忠実にプレイバックするだけでなく、クリエイティブなサウンドメイクを可能とするヤマハ独自のシンセサイザー音源です。 - FM-X音源(Frequency Modulation – X 音源)88アルゴリズム 同時発音数128音
時代を築いた歴史的なデジタルシンセサイザーDX7。その心臓とも言えるFM音源はヤマハの最新のイノベーションによって進化し続けています。圧倒的なダイナミックレンジ、パワーを必要とする最先端のEDMサウンドからクラシックな80年代サウンドまで、驚異的な表現力をもつFM-X音源はオリジナルのDX7の限界を凌駕する8オペレーター、128音ポリフォニー仕様。膨大なタイプのフィルターやエフェクトそしてモーションコントロールを活用する事で今まで誰も聴いたことのない有機的なサウンドメイクを可能としています。
◎増強された1.75GBメモリー領域
ハイスピードRead/Writeに対応したユーザー波形メモリーは従来の1.0GBから1.75GBに容量を拡張。自分で作成したカスタムサンプルはじめソフトウェアベンダーが販売する大容量のライブラリーデータも読み込みにも余裕をもって対応できます。
◎SMART MORPH/スマートモーフ
異なるFMサウンドをモーフィングする事で、これまでにないFMのサウンド表現を可能とするスマートモーフ。その洗練されたアルゴリズムは、プレーヤーが指定した最大8種類のFM音色からタッチスクリーン上にモーフィングマップを生成します。マップには素材となったFM音色が白い点で表示され、それ以外の空白は各音色をモーフィングした中間音色で埋め尽くされています。プレーヤーは演奏中にマップ上をタッチしたり、マップ上に指定した2点間をスーパーノブ操作で移動させることにより、これまでにないユニークでインタラクティブな表現が可能となります。
◎EFFECT/エフェクト
高解像度のリバーブから、VCMテクノロジーを用いたモデリングエフェクトまで、搭載されたパワフルなDSPが革新的で高品位なエフェクト処理を可能とし、プレーヤーが求める表現への要求に応えます。”Beat Repeat”、”Vinyl Break”、”Bit Crusher”といったEDM向きのエフェクトから、ピッチが連続的に上昇または下降し続ける錯覚を生む”Spiralizer”など。コンプレッサーにサイドチェーンを加えたモダンなダッキングエフェクト、”Analog Delay”や”VCM Phaser”のようなレトロ感漂うビンテージエフェクトなどその種類は様々です。ピアニストであればピアノにフォーカスした”Damper Resonance”と高解像度のHDリバーブで超リアルなピアノのパフォーマンス空間を体感いただく事もできます。
◎SIDECHAIN/サイドチェーン
EDMサウンドを作るのに欠かせないサイドチェーン機能。リズムトラックの出力やマイクで収音したドラムのキックなどをトリガーにパッドなど持続系音色のボリュームをリズミカルに変化させるパンピング効果を生み出します。
◎A/D インプット
アナログシンセやマイクなどの外部機器を接続できるステレオA/Dインプット。入力される音声信号には内蔵音源同様のエフェクト処理が可能。ノブ操作によってサウンドを直感的に変化させたり、モーションコントロールを使用したより複雑なエフェクト制御も可能となっています。接続したマイクはボコーダーやボーカル用に使用できるだけでなく、パソコンやiOSデバイスと接続すればマイクをそのまま配信用に活用する事も可能。マイクで拾ったドラム演奏をサイドチェーンのトリガーにしたり、オーディオビートシンク*後述 のソースにするような高度な活用も可能です。
◎ヤマハシンセサイザーとのデータ互換性
MODX+はヤマハの歴代シンセサイザーとの互換性を持っています。MOTIFシリーズ用のサウンドライブラリーやDXシリーズなど歴史的なモデルのボイスパラメーターを読み込み、MODX+上で最新のサウンドにエディットする事も可能です。
MONTAGE/MODX
MONTAGEおよびMODXのユーザーファイル、ライブラリーファイルを読み込むことができます。
MOTIF/MOXF
MOTIF XF, MOTIF XS, MOXFのデータをユーザーファイルまたはライブラリーファイルとして読み込むことができます※1。
※1 コンテンツタイプや保存されているサンプルデータの形式によっては読み込めない場合あります
DX/TX
FMコンバーター(Webアプリ)を使用する事でDXシリーズ(DX7, DX7s, DX7II)、TXシリーズ(TX802, TX816/216)のボイスデータをMODX+用にコンバートする事ができます。
◎Soundomondo/サウンドモンド
ミュージシャンの為のソーシャルサウンドシェアリングサービス”Soundmondo”。PC/MacまたはiOSアプリを使用して世界中のMONTAGE、MODX+、MODXユーザーと音色の共有が可能です。
◎リズムパターン
ドラムマシーンのように使用できるリズムパターン機能を搭載。フロントパネルの簡単な操作で膨大なリストからパターンを呼び出し、曲作りやライブ演奏はもちろん、急にドラマーが参加できなくなったセッションのバックアップなど、クリエイティブ活動から日々の練習まで、アイディア次第で様々な用途に活用できます。
◎CONTROL/コントロール
アーティストが追い求める自分だけの独創的で個性的なパフォーマンス。MODX+はその演奏表現の幅を飛躍的に広げるMotion Control機能を搭載。DAW・DTMなど音楽制作で活用されるオートメーションをライブパフォーマンスのフィールドに持ち込み、シーケンシャルでありながら躍動感のあるダイナミックな音色変化をもたらします。ステージ演奏、ライブ配信、音楽制作と様々なシチュエーションで利便性を感じられるタッチスクリーンとフィジカルコントローラー、そして周辺機器・ソフトウェア・SNSとの連携。その拡張性は現代のキーボーディストが必要とする性能、機能を提供します。
◎SUPER KNOB/スーパーノブ
サウンドの変化を集中管理する点において、スーパーノブはいわばオーケストラの指揮者のような存在です。サウンドを変化させる膨大なパラメーターの動きをたった一つのノブ操作だけでコントロールし、ひとつの音楽表現としてまとめ上げます。プレーヤーのスーパーノブ操作、つまり指揮者の指示に反応しオーケストラの団員(=個別のパラメーター)はそれぞれが決められた動作を行います。例えば演奏している音色のシェイプを変化させつつ、トーンを暗く変化させ、途中からコンサートホールにいるかのような深いリバーブ感を足しながら全く異なる音色群がフェードインしてくる、というようなダイナミックな変化を設定する事も可能です。スーパーノブが一挙にコントロールできるパラメーターは最大128。アサインできるパラメーターはボリュームやパン、エフェクトセンドレベルといった基本的なものから、より詳細なフィルター、LFO、オペレーターなど多岐にわたり、体感できる音色変化はまさに圧倒的と言えます。オプションのFC7フットコントローラーを使用すれば足でスーパーノブの操作でき、両手を使った演奏中でもその機能を存分に活かしたパフォーマンスが可能です。
◎MOTION SEQUENCES/モーションシーケンス
MODX+の膨大なパラメーターひとつひとつをシーケンスに沿って制御し、音色を変化させることができます。
作成したモーションシーケンスはロードした音色やアルペジオ、外部機器のリズムやテンポなどに同期させる事ができ、楽曲の展開に応じたリズミカルな音の変化をインタラクティブかつリアルタイムに作り出します。
◎ENVELOPE FOLLOWER/エンベロープフォロワー
エンベロープフォロワーを使用する事で、パート出力やA/D Inputから入力した音声波形をソースにコントロール情報を生成、サウンドを変化させるコントローラーとして使用できます。例えば、A/Dインプットやドラムトラックからのオーディオをトリガーに演奏中のエフェクトパラメーターをリアルタイムにドライブさせる、というようなライブ感あふれる活用が可能です。
◎LIVE SET/ライブセット
使用する音色を任意の順番でまとめておける「ライブセット」機能(1ページ16スロット、プリセット16ページ、ユーザー128ページ)を搭載。簡単な手順で必要な音色が登録でき、各スロット毎にボリューム設定をして置く事も可能です。例えば、ライブで使用する音色を曲の進行順にならべ、ボリュームバランスもソロ用(大きめ)、バッキング用(小さめ)と調整しておけば、ライブ中に音色選択に迷ったり音量調節に気を使うこと無く快適なライブパフォーマンスを行なう事ができます。
◎Seamless Sound Switching (SSS) /シームレスサウンドスイッチング
音色切り替え時の音切れを無くすシームレス サウンド スイッチング※2機能を搭載。発音中のエフェクトを完全に保持したままスムーズに次の音色に切り替える事ができ、演奏中も発音途切れの心配無く音色の切り替えが可能です。
※2 パフォーマンスあたり最大4パートまでの音色で効果可能
◎Audio Beat Sync (ABS) /オーディオビートシンク
オーディオビートシンク(ABS)を使うことでA/Dインプットに入力されるオーディオのビートからテンポを検出し、モーションシーケンサーやアルペジオに同期させる事ができます。
◎ラバーコーテッドホイール
演奏のニュアンスを作るために欠かせないピッチベンドとモジュレーションホイールにはMONTAGEと同様になめらかな触り心地、質感を持つラバーコーティングを施しています。
◎DAWとの連動
- MODX Connect
MODX Connectを使用する事でPC/MacとMODX+間でソングデータのやり取りが可能となります。MODX+で作成されたソングデータをDAW上でエディットしそのままコンピューター上に保存可能。MODX+ ConnectはDAW上でVST3プラグイン、AUプラグインまたはスタンドアローンで利用可能。 - DAWリモート機能
MODX+の操作でDAWソフトウェアをコントロールできるDAWリモート機能搭載。Cubase, Logic Pro, Ableton Live, Pro Toolsに対応※3。
※3 DAWソフトウェアのバージョンによっては、設定の手順が説明書と異なる場合や、設定自体ができない場合があります。詳しくは、お使いのDAWソフトウェアの取扱説明書をご参照ください
- Cubase AI
最新のCubase AIをダウンロードできるインフォーメーション同梱。
◎マルチチャンネルUSBオーディオI/O
スタジオクオリティの4-in/10-outのマルチチャンネルUSBオーディオインターフェース機能を搭載。コンピューターと1本のUSBケーブルで接続するだけで、コンピューターベースの音楽制作やライブ配信環境を作る事も可能です。
iOSデバイスとの接続にも対応※4。
※4 iOSデバイスとの接続にはUSBカメラアダプタが必要です。
◎USB TO DEVICE MIDI対応
USB MIDIクラスコンプライアントに対応するMIDIキーボード※5であれば、2台目のキーボードとしてUSBケーブル一本でMODX+と接続可能。MODX+の音源を使用する2段キーボードのセットアップも簡単です。
※5 動作確認済みのヤマハ機器以外は正常に動作しない場合があります。詳しくはご使用になるMIDI機器の取扱説明書をご参照ください。
◎本製品シリーズは鍵盤数別に3つのラインナップで構成されています。
★シリーズ最軽量(6.6kg)のコンパクトモデル。強力なハイブリッド音源とコントローラーを駆使したライブ、プロダクション環境の構築を支える61鍵モデル。
◆YAMAHAMODX6+
販売価格¥143,000(税込)
※本記事は掲載時点の情報(価格・スペック等)であり、現状とは異なる場合があります。予めご了承ください。
※最新情報は、イケベWEBサイト内ショッピングページにてご確認下さい。
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