イベントレポート『アメリカ・オレゴン州発 ハンドメイドカスタムギターへの誘い ~Breedlove Exhibition:手工アコースティックギターの知られざる魅力に迫る~』

7月20日(土)秋葉原Player’s Club IKEBECKにて開催いたしました『アメリカ・オレゴン州発 ハンドメイドカスタムギターへの誘い ~Breedlove Exhibition:手工アコースティックギターの知られざる魅力に迫る~』

梅雨のスッキリしない空模様の中、大勢のお客様にご来場頂き終日賑やかな一日となりました。

まずはご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

それでは、当日のイベントの様子をレポートで振り返ってまいりましょう。

 

会場は当店オーダーのカスタムモデルを中心に展示し、加えて装いも新たになったニューモデルの全ラインナップも一堂に集結したまさに展覧会の様相を呈しておりました。

 

展覧会では、ご来場のお客様がそれぞれ気になるモデルを思い思いに試され、普段ではなかなか比較できない環境で楽しんでいただいている様子でした。

更に今回は、国内唯一のBreedloveエンドーサーである「Kai Petite~カイ・ペティート~氏」のライブ/デモンストレーションを同時開催!ライブ観覧を御予約いただいたお客様も開始時間が近づくと続々とご来場され、あっという間に会場はいっぱいに!

 

そして14時からはライブ/デモンストレーション第一部がスタート。Breeedlove正規国内輸入代理店ヤマハミュージックジャパンの担当/南園氏(左)と私、小林(右)による司会進行で、まずはBreedloveの歴史やクラフトマンシップについてのご紹介をさせて頂きました。

アメリカのオレゴン州にて1990年の創業以来、一目見ればそれとわかる個性的なルックスと「他に見られない個性的なアコースティックギターを」の信念を貫き進化しているアメリカン・アコースティックギターブランドです。

 

Breedloveについて知って頂いたところでいよいよ、国内唯一のBreedloveエンドーサーであるKai Petite氏が登場。まずはKai氏がライブなどで愛用しているご自身のBreedloveギターでご挨拶代わりの一曲を披露!

低音側にベース弦を張って独自のセットアップが施された通称”変態ギター”を操り、甘いボイスとグルーヴ感溢れるプレイでお客様を魅了されておりました。

 

続いてはKai氏ご本人の実演を交え、本イベントのメインでもある当店オーダーのカスタムモデルをご紹介させていただきました。

一本目はこちら「Custom Auditorium A20 “Moon Spruce/Figured Maple”」。オレゴンのBreedloveファクトリーにて最上級のトーンウッドを直接選定しオーダーしたカスタムモデルです。

 

それぞれのモデルにマッチした楽曲をKai氏に一曲ずつフルに演奏していただき、それぞれのモデルの音の違いを体感して頂きました。

二本目はこちら「Custom Concert C25 “Moon Spruce/Brazilian Rosewood”」。極上のブラジリアン・ローズウッドを採用したまさにスペシャルなカスタムモデルです!

カスタムモデルをご紹介するのにあたり、その楽器の持つ音の特長やモデルによる違いをよりハッキリと体感して頂く為に今回はあえてアンプラグドで演奏して頂き、コンデンサーマイクを設置してより繊細な違いを体感して頂きました。

 

三本目はこちら「Custom Concert Nylon “Sitka Spruce/E.I.Rosewood” w/Dual Souce」。USA製の既製品では残念ながらラインナップから外れてしまっているナイロン弦モデルです。それではもったいない!との思いから、そのプレイアヴィリティの高さからプロミュージシャンからの評価も高いBreedloveのナイロン弦モデルをオーダー、ピックアップシステムをインストールしたモデルです。

Breedloveを知り尽くしたKai氏による演奏で、各個体の違いがより顕著に出ていましたね。

 

 

16時からは第二部のライブ/デモンストレーションがスタート。第一部とはモデルを変えてご紹介。こちらでもそれぞれのモデルにマッチした楽曲をKai氏に一曲ずつフルに演奏していただきました。

第二部の一本目はこちら「Custom Auditorium A20 “Moon Spruce/Brazilian Rosewood”」。こちらも先ほどご紹介したモデルと同じく極上のブラジリアン・ローズウッドを採用したオーディトリアムモデルです。

Breedloveはブラジリアン・ローズウッドをはじめ、非常に質のいい木材のストックが本当に豊富なんです!

 

二本目はこちら「BTO Masterclass Concert “Portorford Cedar/Myrtlewood”」。Kai氏もため息ものの極上のサウンド!この笑顔が物語っておりますね!

BTOは”Build to Order”という新たなオーダーシステムを利用しヤマハミュージックジャパンにてオーダー/製作されたプロモーション機となります。これは当店オーダーのカスタムモデルと同クラスのカスタムショップで製作されるモデルで、予め用意されたオーダーシートから希望のボディシェイプや木材などスペックをチェックシートに記入することで簡単にオーダーすることができるシステムです。フルオーダーでは非常に細かい部分まで設定しないとなりませんが、これであれば手軽にハイエンドなモデルがオーダーできますね!

ショップを通してエンドユーザーからのオーダーを受け付けられる体制を整えている最中ですので、準備が整い次第お知らせできればと思っております。

 

第二部のラスト三本目はこちら「Custom Concert Nylon “Engelmann Spruce/Figuard Maple” w/Dual Souce」。

こちらもナイロン弦モデルでオーダー。メイプル材をボディとネックに採用し、フラメンコギターのような歯切れのいいサウンドを狙ったモデルです。音の立ち上がりが早くラスゲアードのような激しいプレイでも対応可能なスペックになっておりますが、当日Kai氏がプレイしたようなあえてメロウなバラードにもベストマッチ!ギターの特性を瞬時に理解し、ポテンシャルを引き出すプロの技を目の当たりにしました。。

 

 

 

ライブ/デモンストレーションの合間の展覧会では、Kai氏ご本人もホールに降りてお客様と直接お話をされたり、快く気さくに演奏解説や弾き方のポイントなどをレクチャーしている様子が印象的でした。

こうした、アーティストとの距離が近く直接コミュニケーションを取れるのも本イベントの醍醐味だったのではないかと思います!

それにしてもKai氏は本当にギターが好きなんですね。デモンストレーション中もそうでしたが、本当に楽しそうに演奏するんです。

おかげさまで本当に大勢のお客様にご来場いただきました。

中にはBreedloveというブランドを今回のイベント告知で初めて知って興味をもったというお客様もいらっしゃり「良い機会をありがとう!」という非常にありがたいお言葉もいただけて感無量でした!!がんばって準備した甲斐がありました。。

 

簡単ではありますが、以上でイベントレポートは終了となります。ご覧頂き誠にありがとうございました。

YMJ南園、Kai Petite、ハートマンギターズ小林(L to R)

 

改めましてご参加いただいたお客様、そしてKaiさん、本当にありがとうございました!

Breedloveに関するお問い合わせはハートマンギターズまでお気軽にどうぞ!

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