Taylor Guitarsギター無料診断会レポート

ハートマンギターズの足立です

2/9(土)に開催致しましたTaylor Guitarsギター無料診断会が無事終了致しました!!
当日お越し頂いた皆様どうも有難うございましたm(_ _)m

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当日はハートマンギターズ店頭特設スペースにて、テイラーの国内代理店である山野楽器のチーフリペアマン竹内氏にお越し頂き、ユーザーのテイラーギターをその場で状態の診断&ネックアングル調整を行って頂けるというナイスなイベントでした(※事前予約制、国内正規品に限る)
テイラー社でリペア研修を受けた竹内氏はアーティストのテイラーギターの調整も手掛けるすごい人なんですよ
当店も非常にお世話になっているお方です

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ギターの調整って実はとても難しいんですよ。
調整は各メーカーによって基準値が設けられてますが、弾き心地やサウンドの好みはプレイヤーによって様々です。
この診断会では、ユーザーのプレイスタイルや好みのセッティングを直接お伺いして、プレイヤーに合わせて調整をします。

ところで皆様、テイラーギターの弦高調整方法ってご存知でしょうか??
既にご存知の方も多いかとは思いますが、テイラーギターの弦高を調整する場合、サドルには加工は致しません!!
ネックアングルを変えて弦高の調整をするのです
テイラーのネックはボディと接着をせず、ボルトで固定する構造を用いております。

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Nt01

このネックを外した接地面2箇所、ボディトップ面とサイド面に、画像にある木の板(シム)が挟まれます。
このシムには若干の角度が付いており、角度が異なったシムが何種類もあります。
このシムを変えて、ボディとネックの仕込み角度を変えることで弦高の調整が出来ます!
これが、テイラーが特許を取得している「NTネック(ニューテクノロジー・ネック)」です!
(このシステムで弦高調整出来るのは2001年以降のテイラーギターとなります。)
通常、アコギの弦高調整と言えばサドルを削って弦高を下げるのが常識でした。
しかし、サドルの高さには限界があり、ある一定まで削ってしまうとそれ以上削れず、
好みの弦高まで下げられないということもよくございます。
しかもサドルを下げることで、サドルへのテンションの掛かり具合が変わってしまい、
本来の鳴りを損なってしまうという考えもございます。

診断会の話に戻りましょう!

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お客様のご希望を確認して、いよいよ調整です!
まずボディの中から留められたネジを外します。

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ネックが外れました!
壊したわけではございません。笑
これがNTネックなのです!
ここで先程お話ししたシムを入れ替えます。
数多くあるシムの中から、リペアマンの経験で番手を入れ替えます。
これで好みの弦高になるまで大体1~3回くらいこの作業を行います。

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最後に新しい弦へと張り替えて調整完了!
皆様生まれ変わった自分のギターに大変ご満足頂いておりました

次回いつになるかは分かりませんが、また開催する時は皆様是非ご参加下さい

ネックを外す作業は熟練の技術と、テイラー社での研修が必要となります。
個人でネックを外すと故障の原因&保証の適用外になりますので絶対にやめましょう!
今回の無料診断会はヤマノ・テクニカル・サービスのリペアマンをお招きして実施致しました。
通常、弦高等の調整はギターをお預かりさせて頂いております。