ダダリオの新コーティング弦を試してみました。

D’Addario「XT」シリーズ!
D’Addario最新のテクノロジーを駆使したコーティング弦という事で今注目を浴びている新製品!!!

特筆すべき点は……
・ノンコーディング弦のようなナチュラルな音質と手触り
・ピッチの安定性の向上
・ピッキング時の強度の向上
・独自のコーティングテクノロジーによる長寿命可

といった所でしょうか!!
コーティング弦において懸念材料となる音質や手触りだけでなく、ピッチの安定性や強度も高くなっているとの事…
なんだかとっても期待できそうではないですか!!

という事で
Martin D-28 1971年製
Gibson Advanced Jumbo Supreme Vintage VS

上記2本にXTのフォスファーブロンズ弦を張って、レビューしていきたいと思います♪


~サウンド~

・Martin D-28
まずはアコースティックギターの王道D-28から♪
ドレッドノートという事でミディアムゲージを張ってみました。

XT PHOSPHOR BRONZE [XTAPB1356 Medium]

気になる音質ですが、非常にナチュラル!!
従来のコーティング弦は若干フィルターがかったような感じがしていましたが、XT弦はパリッとしていてコーティング弦だということ全く感じさせません!!
手触りもほぼノンコート弦ですね。
コーティングが非常に薄いので全く気にならないです。
D’Addario特有のプレーンで若干ドライなトーンも良いですね。
ピッキングニュアンスにも忠実で非常に使いやすい!!
フォスファー特有のギラついた感じが苦手な方や、落ち着いた音がお好みの方にオススメですよ♪

 

・Gibson Advanced Jumbo Supreme Vintage VS
次はGibson!憧れのアドバンスドジャンボですね!
こちらにはライトゲージを♪

XT PHOSPHOR BRONZE [XTAPB1253 Light]

いや、良いです…非常に良い!!!
個人的にGibsonとD’Addarioの組み合わせは大好きなので期待していたのですが、それを大きく上回って来ました!!
ドライなサウンドが武骨なGibsonに最高のマッチング!!
ピックで豪快にかき鳴らしたらそれはもう……たまらんです(笑)
ピッキングニュアンスも繊細に反応してくれるのでジャジーなソロを取っても抜群です。
勿論、こちらもコーティング弦特有の感触は皆無です。
王道のJ-45や小ぶりなLG-2等に張ってみても相性抜群だと思いますよ♪


~ピッチの安定性~

XT弦では従来の弦に比べて131%チューニングの安定性が向上しているそうです。
実はあまり気にしていなかった点なのですが、実際に弦を張ってみてかなり驚きました!!

通常、弦を張り替え直後は4~5回程チューニングを往復してようやく安定するのですが、XT弦は2往復程でほとんどチューニングが安定したのです!!
それからしばらく弾いても多少のズレはありますが、明らかに今までよりもチューニングがズレないのです!!

流行りのスラップ、タッピング等の奏法やダウンチューニングを多用する方には非常にメリットになる弦だと思います!!


~ピッキング時の強度、コーティングの寿命~

申し訳ありません…
ここについては、まだXT弦を張って1日しか経っていないのでなんとも言えません…(汗
ただ今全力で検証中なのでもう暫くお待ちくださいませ!!!!!


いかがだったでしょうか!?

コーティング弦でここまでノンコートの感触に近づけられるとは…
D’Addarioの最新技術は流石すぎます!!

音質も嫌な癖が無いので、ギターの個性を引き出してくれる扱いやすい弦だと感じました。

コーティング弦の感触が苦手だという方は是非1度使ってみてくださいね!!

更に詳しいお話は、是非店頭にて!!
お気軽にお問い合わせくださいませ♪

 

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