電源周りを改善できるTASCAM AV-Pシリーズ!
昔、私は学生のころ、軽音楽サークルに所属していたんですが、
入部して先輩方に真っ先に教え込まれたのが、ケーブルの8の字巻きと
PA機器の使い方でした。
電源を入れるときは、電子楽器 → ミキサー → アンプ
電源を切るときは、その逆でアンプ → ミキサー → 電子楽器
この順番を間違えると、スピーカーからボンっ!!って音がして
先輩に怒られます(^^;)。
先輩が怒るのはごもっともな事で、
アンプの電源が入ったまま入力する機器の電源を入れたり切ったりするというのは
スピーカーを痛め、故障の原因になり危険です。
大きな会場などで使用するPA機器の場合はもってのほかです。
とは言っても、うっかり、自宅での音楽環境下で「ボンっ!」って鳴らしてしまうことがあります。
その度に罪悪感が……(ーー;)
そこで、この問題を一発で解決できるアイテムがあります!!
いわゆる業務用の電源タップなんんですが、良く見るとスイッチの横に
3つの電源ONをあらわすインジケーターが付いています。
リアパネルをみるとTiming1~3というグループに分かれています。
つまり、電源を入れると、Timing1~3の順にちょっとづつ遅れて電源がONになるという仕組みです。
したがって、
Timing 1 ・・・・・ 楽器
Timing 2 ・・・・・ ミキサー
Timing 3 ・・・・・ アンプ
と繋いでおけば、すべてが解決!というわけです。
電源が入るタイミングを図にするとこんな感じです。
なんて便利なんでしょう~(*^^*)
また、
・クリーンな電源を供給できるようにサージフィルター、ラインノイズフィルターを内蔵
・過電流が流れたときに、接続している機器に電流が流れないようにするサーキットブレーカー搭載
ボタン1つで復帰可能。
といった本来の基本機能はバッチリ押さえられていて、
フロントパネルにはPower スイッチのオン/オフに関係なく常に電源を供給できるUNSWITCHEDコンセントが3つ用意。
ここにはパソコンなど手動で電源をオン/オフする必要があるもの、
常に電源を入れておかなくてはならないものを繋いでおけます。
またこんなユニークな機能も搭載しています!
実は電源って極性があるってご存知ですか?
コンセントの長い溝がアース、短い溝がホットです。
3芯電源プラグの場合は間違えようがないんですが、
2芯電源プラグの場合は見分けが難しく、極性を反対にして接続してしまうと、特にスピーカーの場合は本来の性能を活かしきれない場合があります。
そんな時のためにリアパネルにPolarity Checkという端子が搭載しており、
ここに触れた時、極性を合わせて接続されていないとネオン管が点灯して教えてくれるんです!
わかりやすい!!
これにより、アースが正しく接続された高品位な電源環境が整います!
ちなみに、AV-P250SのTiming Delayを除いたモデルが
AV-P250のリアパネルを2芯タイプのコンセント×12個に仕様変更したモデルが
です。