AKAI professional MPK MINI PLAYをさわってみました。
パワーDJ’sのオバラです。
今回は、10月にAKAI professionalから発売されました『MPK MINI PLAY』を遅ればせながらご紹介させていただきたいと思います。
まず、当ブログをご覧の方は、AKAIと言えば “MPC” という印象を持つ方も多いと思います。
現行の機種では、「MPC X」「MPC LIVE」「MPC TOUCH」「MPC STUDIO BLACK」となっており、中でもPCを使用せずにスタンドアローンでの使用が可能で、ハードウェアとしてはお求めやすい価格の「MPC LIVE」は非常に人気があります。
AKAI製品は、その他にもMIDIコントローラが多くあり、ableton用の「APC40 mk2」や、汎用のパッドコントローラの「MPD218」などがあり、中でもパッド搭載キーボードコントローラの「MPK MINI MK2」は非常に人気があります。25鍵のミニ鍵盤と8つパッドとノブを搭載していながら小サイズで、お求めやすい価格です。
そして今回ご紹介するのはその「MPK MINI MK2」にそっくりな見た目の『MPK MINI PLAY』です!
<上:MPK MINI MK2、下:MPK MINI PLAY>
パッと見はほとんど同じですが、MPK MINI PLAYには、小さいながらに視認性の高そうなディスプレイと、AKAIロゴの下にはスピーカーが搭載しています。
バッテリー駆動時は単三アルカリ乾電池 3 本での使用、または付属のUSBケーブルとUSB電源アダプタ(別売り)を使用しコンセントに挿して使用可能です。
単三乾電池で使用すれば、ケーブルを接続することなく、単体で内蔵音源鳴らして楽しむことができます。
内蔵音源について、メーカーの情報によると“豊富な内蔵音色、128のサウンドと10のドラムキット”とあります。
実機さわってみました。
(音声は本体のヘッドホンアウトからのライン録りです)
生音からシンセサイザーっぽい音、パーカッションや環境音など様々入っていますね。
個人的に気になっていた“10のドラムキット”も見てみましょう。
中でも特に気になったのは、「Tr808 Set」「SFX Set」の二つです。
Tr808 Setは、言わずもがなあの音ですね。
<Tr808 Set>
SFX Setは、心臓の鼓動音やサイレン、環境音など入っています。
<SFX Set>
SFX Setは、正直使いどころはイマイチわかりませんが、鳴らすだけで楽しい気分になりますね。
内蔵音源は、本体内蔵のスピーカーから音を出すと、さすがに低域が出ず、音量も小さめで全体的に細く聞こえましたが、ライン録りで聞くと全然良いですね。
さらに内蔵の音源はアタック・リリース、フィルター・レゾナンス、EQ(HIGH/LOW)・リバーブ・コーラスの調整が可能となっており、簡単な音作りも可能です。
少しわかりづらいかもしれませんがさわってみました。
いかがでしたでしょうか?
その他、”ノートリピート/フルレベル/アルペジエーター機能、X/Y軸ジョイスティックでピッチ/モジュレーションコントロール”も可能で、サスティンペダル用端子も搭載しています。
個人的にはバッテリー駆動だからといって、外に持ち出して使用する機会は無さそうですが、PCを起動せず、本体のスピーカーから音が出せるのは良いと思います。
デスクに置いてテキトーにメロディを引いていればいつか神が降りてくるかもしれません(*´?`*)
本体にシーケンス機能やリズム音源などは搭載しておりませんが、
もちろんPCとのUSB接続で一般的なMIDIコントローラとしても使用可能なので、小さめのMIDIキーボードをお探しの方は、検討機種に加えてみてはいかがでしょうか。
価格も非常にお求めやすいため、オススメです!
AKAI professional
MPK Mini Play
販売価格12,778円(税別)