CDJのようでCDJじゃないっ!Pioneer XDJ-1000発表!
本日、Pioneerより新しい商品が発表されました!
Pioneer XDJ-1000です!
さっそくチェックしてみました!
今までのCDJシリーズの流れを組む伝統的なデザインですね~
あれ??
なんか様子が違うような。。。。
あれっ??
あれっ??
おやおや??
CDを入れるスロットがない!!!!!
そうなんです、XDJ-1000はファイルミュージックオンリーのDJプレイヤーなんです!
要するに、
現在発売中のCDJ-2000nexus、CDJ-900nexusシリーズの
CDドライブ非搭載モデルのプレイヤーということになるでしょうか。
こうやってそれぞれを比較してみると、
XDJ-1000はボタンやスイッチ類がずいぶんと少ない印象を持ちますね。
CDドライブがないのでイジェクトボタンはないのは当たり前ですが(^^;)、HOT CUEやSYNC、SLIP、memoryボタンなどが無くてスッキリしていますね。
CUE、PLAY、ピッチフェーダー、トラックサーチ、マスターテンポボタン、早送り、巻き戻しなど、
DJプレイで必要な基本的なボタンのみになっていますが、PioneerのCDJの伝統的なループボタンはちゃんといつもの位置にあるのが安心します。
これは外せませんね(^^)
それでは、その他の操作子は何処に行ってしまったのかというと…..
すべてはフルカラー液晶ディスプレイの中に!!
しかも、タッチディスプレイです!
ご覧のようにrekordbox内の曲をブラウズする以外にもCUE MEMORYを呼び出すボタンやクオンタイズ、SYNCなどがタッチパネルで操作できることが分かります。
右上のPERFORMと書かれたボタンを押すと。。。。
HOT CUEボタンが現れました!よく使用する項目や波形は常に表示されているのは良く考えられているなあと思います。
今回新しく搭載された機能がこちらのBEAT JUMP / LOOP MOVE
指定した拍の長さに応じて、パネルを押した瞬時に再生位置を移動させることができるので、
楽曲のリズムを崩すことなくアレンジができたり、MIXするタイミングを間違えた時に曲の構成を整えるのにも使えますね。
ニードルサーチもタッチパネルなので簡単にできます。レコードに針を落とす時のように瞬時に再生したい曲のポイントへアクセスできます。
タイピングによるキーワード検索もタッチパネル仕様ならではの機能です。
オートループ機能もありますし….
スリップロール機能もあります!!
そして、▼ここがXDJ-1000の面白いところ。
レコードプレイヤーのような再生時の立ち上がりスピード(TOUCH)とブレーキのスピード(RELEASE)を調節できるVINYL SPEED ADJUST
こちらはCDJ-900nexusと同じく、TOUCH/RELEASEを1つのツマミで調節できるようになっているのですが、
SLIPモードをONにすると、TOUCHの操作は無効になり、RELEASEのスピードのみ操作することができます。
ちょっと言葉だと説明が難しいのですが、EDMのブレイクでよくあるターンテーブルの電源を落とした時のような効果を曲の尺を変えることなく行えるわけです。
そして、
XDJ-1000のこれらの機能はあらかじめPioneerのフリーソフトRekordboxで管理された曲であることが条件なので、
Rekordboxはこれからの現場のDJにとって欠かせないツールになることでしょう。
個人的にグッときたのがUSB挿入口のインジケーターとカバーのディテール。
光るっていうのはやっぱりテンション上がりますね。
なんとこのようにインジケーターと画面表示の色を同じ色に変えることができます。
さっそく、赤色に変えてみました。
いいですね~
今後、「DJのオシャレはUSB挿入口から」などと言われるようになるでしょうか(笑)
また、USB挿入口のカバーにもこだわりを感じます。ゴムのキャップがあるだけでも十分なところですが、
ちゃんとカバーが収納できるようになっています。
さて、このXDJ-1000。
どんな方にオススメか?なんですが、
現場はやっぱり、CDJ-2000nexusがメインになると思うんですね。
CDも使えますし、いろんなDJに使ってもらえるように。
今後現場でCDJ-2000nexus+ rekordboxを使って、オリジナリティあふれるプレイを目指すDJの方達が、自宅でも同じような環境で練習したいという場合に、このXDJ-1000が活きてくると思います。
気になる価格、発売時期ですが、
102,708円(税込)、来年1月中旬発売を予定しております。