あなたならどれを選ぶ?エレクトリック・ミュージックの製作に最適なプラグインEMP Toolboxシリーズ!

みなさんこんにちはデジタル担当青木です。

テクノやエレクトロなどのエレクトリック・ミュージックの製作に最適なプラグインを、エレクトリック・ミュージックのスーパースターたちが自らセレクトしたWAVESのEMP Toolboxシリーズ。
現在3タイトルがリリースされていますが、どれも”エレクトリック・ミュージックに最適なプラグインを収録”と書いてあるのでいったいどれを選べばよいのか迷ってしまいます。今回はそれぞれの収録内容を見ながら3本を比べてみたいと思います。


■Morgan Page EMP Toolbox
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ケイティ・ペリーやマドンナのような、チャートへのランクインが約束された超大物のアーティストから、業界でもファンの多いTegan & SaraやIcona Popまで、クラブシーン用のリミックスを担当、様々なアーティストの楽曲に新しいカラーを加えてきたMorgan Pageが多用するプラグインを彼自身がセレクト。


収録プラグインはこちら

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(1)H-Delay Hyvrid Delay
アナログとデジタル、両者の優れた点を結実させた「Hybrid Line」ディレイ。
(2)H-EQ
英・米ビンテージからモダン、デジタルまで、7種類のEQ・フィルタータイプを帯域ごとに設定可能な、究極のハイブリッドEQ。
(3)Maserati VX1
ボーカルに対して最大限の臨場感を与えるプラグイン。
(4)NLS
3人のトップ・プロデューサー、3台の伝説的コンソール、チャンネルごとの豊かな倍音・特性まで再現した、サミング・プラグイン。
(5)SoundShifter
パンチ感やグルーブ感、減衰を損わない、比類無きクオリティのピッチシフト/タイムシフト。
(6)TrueVerb
正確無比の操作性と自然なサウンドを備え、画期的な距離パラメータも搭載したデジタル・リバーブ/ルームシミュレータの決定版。
(7)Vocal Rider
Vocal Riderはボーカルトラックのレベルを自動的に調整します。
(8)、(9)L3-LL Multimaximizer&L3-LL Ultramaximizerb
リニアフェイズ・クロスオーバーにより、繊細な処理と最大限のラウドネスの獲得を両立した、5バンド・マルチリミッター。

ダイナミクス系や、空間系など幅広いエフェクターがセレクトされています。特徴的なのは、ピッチシフト/タイムシフトの“SoundShifter”が収録されているあたりが、様々なアーティストのクラブシーン用のリミックスを担当するMorgan Pageならではな感じがしますね。
”Vocal Rider””Maserati VX1”などボーカルトラックの仕上げに最適なプラグインも収録されているので、ボーカルが入ったエレクトロミュージックを製作されている方には特に強い味方になるツールではないでしょうか。


■Dave Aude EMP Toolbox
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リアーナ、レディ・ガガ、ビヨンセ、ケイティー・ペリー、マドンナ、コールド・プレイ、セリーヌ・ディオン、クリス・ブラウン、U2、セルジオ・メンデスなどのダンスシングルのリミックスを手がけるDave Aude自身がセレクトした、ミキシングとマスタリングで実際に多用している6つのWavesオーディオ・プロセッサーと、直観的に操作できるElementシンセサイザー・プラグインが収録されています。

収録プラグインはこちら
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(1)C6 Multiband Compressor
マルチバンド・コンプの名作C4に2つのフローティング・バンドを追加、ミックス、ライブ、ポストプロダクションあらゆる場面に対応。
(2)H-Delay
アナログとデジタル、両者の優れた点を結実させた「Hybrid Line」ディレイ。
(3)L3 Multimaximizer
リニアフェイズ・クロスオーバーにより、繊細な処理と最大限のラウドネスの獲得を両立した、5バンド・マルチリミッター。
(4)L3 Ultramaximizer
内部でマルチバンドのピーク・リミッティング・ミキサーを動作させながら、L2並みのシンプルな操作を実現。
(5)MV2
MaxxVolumeゆずりのエンジンを搭載、シンプルな二つのパラメータでローレベル・ハイレベルのダイナミクス処理を可能に。
(6)Trans-X
ドラムからルーム・アコースティックまで、トラックのトランジェントを操り、存在感や生命力をコントロールする。
(7)Element
太く、ザラリとした手触りを持つアナログ・クラシック・サウンド。Wavesが魅せる、新しいシンセシス。

最も特徴的なのは、ソフトウェアシンセサイザーの“Element”が収録されている点です。その他はコンプやEQ等のダイナミクス系のエフェクターが
収録されていますので、例えば、マスタリングやミキシング用に何かダイナミクス系のプラグインを追加したい方等にもオススメです。


■Dave Clarke EMP Toolbox

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BBCラジオの名プレゼンターJohn Peelが「男爵」の称号を与えた、テクノ・ミュージックの貴公子Dave Clarke。20年以上に渡り、グローバルに活躍するDJ、プロデューサーのトップに君臨し、Tommorowlandをはじめとする巨大フェスから、アンダーグラウンド・シーンで煌めくクラブ・ベニューまで、世界中から注目を受ける稀有な存在です。
EQ、エフェクト、マスタリング・ツール、テープ・シミュレーションといったWavesプラグインを収録。Depeche Mode, The Chemical Brothers, John Foxx, I am Kloot, and Louisahhh!!! & Maelstrom等、彼の25年に及ぶキャリアから生まれたリミックス・サウンド、テクノの源泉がそこにあります。

収録プラグインはこちら
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(1)Aphex Vintage Aural Exciter
エキサイターの銘機Aphex Aural Exciter、その輝き、鮮やかさ、深さまでをエンジニアVal Garay監修のもと再現したプラグイン。
(2)API 560
ブースト/カット量でQ幅を自動調整するAPI独自のプロポーショナルEQを搭載、精密な処理とアナログ感を兼ね備えたグラフィックEQ。
(3)Dorrough Stereo
Dorrough Electronicsとの共同開発、280D/240Dを始めとする同社ハードウェアメーターを完全再現。
(4)Kramer MPX Master Tape
ジミ・ヘンドリクスのエンジニア、E.クレイマー監修、Ampex 350/351テープマシンの太く・暖かいアナログ・サウンドを再現。
(5)LoAir
重低音を生成する、映画音楽の編集、ライブサウンドにも有効なサブ・ハーモニック・ジェネレーター。
(6)MetaFlanger
繊細にうねるパンニングや絶妙なフランジング、破壊的なクラッシュサウンドまでこれひとつで。
(7)Scheps 73
エンジニアAndrew Scheps協力のもと、回路図にしかない幻のEQポイントまで、オリジナル1073の振る舞い・特性をモデリング。

収録内容を見るとアウトボードを再現したプラグインが目立ちます”LoAir””Kramer MPX Master Tape”を使用して骨太なサウンドも作れそうです。

こうして見比べてみると似ているようでいて、それぞれ収録内容に結構個性がありますね。当然ですが、どのパッケージを選んでももちろんハズレはないので、この組み合わせが最適というものをお選びください!