密かにブーム!?アンビエントを奏でる「Buddha Machine」の魅力。
突然ですが、皆さんこちら、ご存知ですか?(^ー^)
これはBuddha Machineというアンビエント音楽再生機の
最新機種、Buddha Machine 4です。
一部のジャンルではとても有名なミュージック・ガジェットです。
もともとは中国でお経をリピート再生するために使われていたのですが、
北京在住の現代音楽デュオ「FM3」のChristiaan Virant氏が、
これに目をつけ、自作のミュージックループを組み込んだのが
このBuddha Machineなんです。
CDやレコード、音楽ファイルなど既存のメディアではなく、
独自のフォーマットでリリースされたFM3の作品集と考えることもできますね。
製品は至ってシンプルな構成です。
タバコサイズの小さなプラスチック製の筐体に、ご覧のようなダイヤルや端子を搭載しています。
サイドにはミュージックループを切り替えるためのボタンとLEDが搭載。
また、こんな紙製のカバーが取り付けられています。
単三電池駆動で内蔵のスピーカーから瞑想的アンビエント電子ループが流れます。
▼こちらはBuddha Machine 3の製品構成のイメージ図なんですが、輸入代理店のスタッフの方が、本当に大老師が鎮座しているのか気になって、開けて見たそうなんですが、いらっしゃらなかったそうです(笑)
ひょっとしたら見える人には見えるのかもしれませんね。(でも開けないでくださいね^^;)
▼ いったいどんな音がするのでしょうか? こちらの動画でご確認ください~
できることは以上!
アンビエントミュージックが鳴り続けるただの箱です(^^;)
しかしながら、
2005年に発売された初号機Buddha MachineはNew York Timesなどでも取り上げられるなど、一躍話題となりました。
世界規模で愛好者が多く、デビッド・バーンやブライアン・イーノなどの大物アーティストが愛用しており、さらにはBuddha Machineを使ったアルバムも数多くリリースされています。
また、複数台、同時に再生したインスタレーション作品として使われることもあるようです。
Abletonの創立メンバーの一人でもあるモノレイクことロバートヘンケ氏もBuddha Machineを複数台使用したライブや作品をリリースしています。もし機会がありましたら2006年に発売されたアルバム「Layering Buddha」を聴いてみて下さい(^^)。
複数台使用した演奏では、Buddha Machine2から搭載したピッチコントロールが効果的ですね。
同じ音をわずかにピッチを変えて再生すると、単純な反復を繰り返し、生じたズレが面白い音像を生み出します。
というわけで試してみました!!
Buddha Machineを3台使った演奏をお楽しみください~
いかがでしょうか?
同じ音色でちょっと再生速度を変えて3台を再生すると、
時間がたつにつれて干渉して新しいフレーズが現れてはまた消え、そして現れるというところがオツです!
とは言いましても、ソフトやアプリでなんでもできてしまう今の世の中、
たったコレだけの機能しかないのは、私も衝撃を受けました。。
しかし、機能が極端に限定されてしまっているこそがこのBuddha Machineの魅力なんじゃないでしょうか?
パソコンやスマホの電源を入れていると、何かをしながら何かをするっていうことって多くないですか?
DAWソフト立ち上げて楽曲製作をしていて、ついついネットも立ち上げてしまい、時間を取られてしまったり…..
スマホにもいろんなメールや、プッシュ通知を受信したりで、ものすごい情報がやってきます。
また、FacebookやTwitterなどでコミュニケーション量が膨大に増える中、いわゆるソーシャル疲れを感じる人達がいるのも事実。
以前、私が首や背中が重くて、整体に行った時のこと。
整体師の方がこんなことをおっしゃってました。
「最近は私もコンピューターや携帯のせいでストレスになることが多くてね……
だから私の場合、週に一回、パソコンや携帯の電源を切って情報を一切遮断して、
ハイキングや散歩とか自分の時間を楽しむんですよ。こうすると気持ちがリセットできて良いですよ」
なるほどなぁ。たまにはすべての端末をOFFにし自分と向き合う時間を作るとイイかもなぁと思いました。
そんな時、このBuddha Machineは自分の時間と空間を作るための手助けをしてくれます~
自然がいっぱいの公園でアンビエントミュージックを楽しむのも、なかなかオツなものです(^ー^)
イヤフォン端子が付いてはいますが、このモノラルのスピーカーから出る音っていうのが、トランジスタラジオっぽくて素朴でいいんです(^^)
いかがですか?自分だけの安らぎの空間作ってみませんか~(^ー^)
音楽に造詣が深いお友達へのプレゼントとしても面白いと思いますよ~
ちなみにこのBuddha Machine、日本で入手するのは結構大変なようで、今日ご紹介する前から、商品ページアップしてましたが、ご注文を多くいただいております。
Power DJ’s池袋店内にも展示販売していますが、売れ行きも好調で残りわずかで、次回入荷までに若干お時間をいただくようなので、ご興味をお持ちの方はお早めにご検討くださいm(_ _)m
現在の最新バージョンはこちらのBuddha Machine 4
鮮やかなネオンカラーが特徴です。
また、旧バージョンも何とかご用意できました!
本来はカラーバリエーションがあるのですが、入手できたのはこちらのグレーのみ。
収録曲はBuddha Machine 4と異なります。
同じく、旧バージョンの初期モデルBuddha Machine Classicもこちらのカラーのみですが若干ございます!
こちらはピッチコントローラーは搭載されておらず、曲の切り替えはスライドスイッチで行う仕様になっています。
また、こちらの商品もレアです!!
イギリスのノイズバンドThrobbing Gristleとのコラボレーションにより誕生したポータブルノイズ再生マシン!
瞑想的で安らぎを与えるBuddha Machineとは対称的な、実験的な13のノイズループを収録。
出力はスピーカーのみでオシャレなパッケージが特徴です!