MOOGシンセサイザー研修に行ってきました!

先日、MOOG本社のスタッフが来日し、販売店関係者向けの研修会がKORG本社で行われました。

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精一杯の日本語。気持ちは伝わりますw

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MOOG社はアメリカのノースカロライナ州のアシュビル
という街に位置し、人口約8万人、ちょうどMOOGの輸入代理店のKORGの社屋がある稲城市の人口も約8万人ということで、これもなにかの縁なのでしょうか(^^)

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▲こちらがMOOG社屋。製造から事務まですべて含み50人ほどのスタッフが働いているそうです。

購入した方が末永く愛用していただけるように、MOOGの社員が一台ずつ丁寧に心をこめて作っていらっしゃいます。

MOOGの創設者といえば、言わずもがな、ロバートモーグ博士ですね。

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モーグ氏は60年代にモジュラーシンセサイザーを開発し、その後もアナログ回路、ハンドメンドにこだわったシンセサイザーを多く輩出されました。

モーグ氏はすでにお亡くなりになりましたが、イケベ楽器店の鍵盤堂とはいろいろご縁があり

11年前に商品セミナー兼講演会行っていただいたのがとても懐かしいです(泣)

パワーレック鍵盤堂楽天Blogより

モーグ博士の最後の作品は2002年に登場したMINIMOOG VOYAGERですね。

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▲こちらはMinimoog Voyager Electric Blue Editionで、その他Performer Editionをはじめ様々なモデルが存在しますが、基本的にVOYAGERは、3オシレーター2フィルター、パッチメモリ付きでMOOG社のレガシー的シンセといえます。

▼こちらはパッチングができる61鍵盤仕様のVOYAGER XL

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これはMINIMOOG MODEL D発売40周年を記念したモデルで、鍵盤の上にあるロングリボンコントローラーも特徴的です。

もうルックスからしてヤバイ音が出るに決まっているデザインですねw


※ただいま鍵盤堂にてアウトレット品がございますのでご興味ある方は是非!(^^)

moog minimoog Voyager XL【1台限定・開封アウトレット超特価!】

そして、今回私が楽しみにしていたモデルがこちらのMOOG SUB 37です!!

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やった~!遂に出会えた~(笑)

当店にも展示しているSUB PHATTYは大変ご好評いただいてますが、キーボーディストにとっては25鍵ではちょっと物足りないところでありますので、37鍵仕様のMOOG SUB 37の発売を待ち遠しく思っている方も多いのではないでしょうか?

鍵盤堂の安藤さんがチェック中のところを撮影してみました( ̄∇ ̄)

いいですね~!!

40個のツマミ74個のスイッチ256プリセット2オシレーター+1サブオシレーター構成

大きな特長はオシレーター1とオシレーター2を独立して再生することで同時発音数2音を実現していることでしょう。

なるほど、だからMOOGのスタッフの方がポリフォニックではなく、パラフォニックと呼んでいるですね。

しかしながら分厚いサウンドを作るならDUOモードでモノフォニックで鳴らしたほうがMOOGらしくて良いかもしれません(^^)

こちらミキサーセクションですが、それぞれのオシレーターのボリュームのメモリをてっぺんからさらに音量大きくしていくと程よい歪みが得られます。さらにフィードバック、そしてフィルターセクションのマルチドライブといった、3種類の歪み系が用意されています。

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そして、エンベロープADSRをループさせる機能

これはSUB PHATTYにも搭載していましたものの、ON/OFFは深い階層に入らないと設定できなかったのですが、MOOG SUB 37にはパネルにスイッチで搭載しています。これは分かりやすい!

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かなり複雑な音作りも出来てコレは面白いですね!

さらにアルペジェーター、64ステップシーケンサーも搭載しています。

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で、気になるMOOG SUB 37の日本発売の詳細についてですが……



これがまだ未定なんです!(>_<)

日本で発売する予定にはなってますので、また詳細が決まり次第このBLOGでもお知らせいたします!!

 

 

MOOG製品は単体としてだけではなく、他の楽器と組み合わせて使うとかなり面白い演奏ができるということをMOOG社スタッフのお二人からいろいろ学ばせてもらいました!!

▼ まずこちら。

KORG MS-20miniのとなりにあるのはMOOG社のギター用エフェクターMoogerFoogerシリーズのオシレーター拡張できるMF-107 FreqBoxです。要するにギターシンセサイザー的なエフェクターですね。

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MS-20miniMF-107 FreqBoxと組み合わせて、分厚いサウンドが作れます!

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MS-20miniのモジュレーションホイールの情報をCVで出力し、その信号をFreqBoxのエクスパンションペダル用のインプットに入力しVCOの周波数をコントロール。さらにMF-107 FreqBoxのFreqアウトからMS-20miniのモジュレーションインプットに接続。

要するにモジュレーションホイールを使ってMS-20miniMF-107 FreqBoxの両方にモジュレーションをかけるように設定するとこんな音で演奏できます。

MOOGとKORGのオシレーターが合成されてかなりエグイ音が出てます!素晴らしい!

▼また、こちらはVoica BeatsのリズムにMoogerFooger MF-108M Cluster Flux、コンパクトなギターエフェクターminifoogerのMF DRIVEMF RINGを通しています。

これもかなり面白い音になってます!

フレーズではなくてエフェクトで演奏している感じがDJっぽいですね(^^)

▼こちらはテーブルトップ型でMOOGならではのリッチなサウンドがお求めやすい価格で手に入ることで人気のベースモジュールMOOG MINITAUR

MINITAURはUSB-MIDIが搭載していて、さらにプラグインのエディターソフトが付属しているので、パソコンと接続してDAW経由で演奏させることが簡単にできます。

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Ableton Liveでシーケンスを組んでリズムトラックと一緒にMOOG MINITAURをベースとして使用するとこんな演奏ができます。

音圧があるリズムトラックにも埋もれずに際だってますね~さすがMOOG!

▼最近発売されたモダンなデザインのテルミンMOOG THEREMINIとギターエフェクターminifoogerシリーズ

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ギターはminifoogerシリーズと繋がっています。

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ではTHEREMINIはどのような関連性があるかといいますと、本体の音は使わないんですね(^^;)

THEREMINIには実はCVアウトが付いていて、THEREMINI音程情報をCV信号で出力できるんです。

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これはただの電圧の変化の情報なので、これをエフェクターのエクスパンションペダル入力端子に繋げばペダルを踏むのと同じことがTHEREMINIに手をかざしてパラメーターを変化させることができるわけです。

minifooger MF-RINGTHEREMINIでこんな風にコントロールすることができます。

▼実演:鍵盤堂 安藤氏。


こ、これは楽しい!!!!

やっぱり電子楽器ってこうやっていろんな繋ぎ方をして自分だけの使い方を見つけるのが醍醐味だと思いますね!

今回改めて実感しました!

素晴らしいプレゼンをしてくれたMOOG社のトレントさんとジェイクさん

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前日には鎌倉と箱根に行って満喫したそうで、温泉最高だった!とのこと(^^)

もっと他にオススメあれば知りたいとのことでしたので小田原の「あじわい回転寿司 禅(ぜん ZEN)」を紹介させていただきましたw。